バイアグラや漢方によるED治療について
2019年11月09日日本ではアメリカから1999年にバイアグラの薬の製造承認を受けています。
なので国内で販売可能になっているのですが、薬価収載は未収載のため、全国どこの医療機関でも処方してもらうのは自費診療です。
つまり保険が使えないという事で、全額自己負担になってしまいます。
バイアグラを使いたいけれども、値段の高さがネックになっているのであれば、ジェネリック薬を使うという手段があります。
バイアグラのジェネリック薬には、シラグラという薬があります。
インドに本社を置いているアメリカのメーカーが開発した薬です。
シラグラはバイアグラと同じ「シルデナフィル」という有効成分が使われています。
バイアグラに比べて安価に入手しやすいですが、日本では未認可の医薬品なので、インドで直接購入するか、もしくは個人輸入するという方法しかありません。
個人輸入では偽物が多く出回っているという問題もあり、慎重に取引する必要があります。
個人輸入で入手する場合には、一般的には代行業者を通して買う事になります。
個人でも買うことは可能ですが、税関や書類の処理など、専門家でないと分かりにくい点が多いからです。
ED治療薬以外には、漢方を使った治療法もあります。
漢方の特徴は、同じ症状でも本人の体質になって処方が異なる所です。
体力の有る無し、などによって処方を変えるので、より自分に合った薬を使えるというメリットがあります。
ED治療で使える漢方では、ホルモンの働きを高める八味地黄丸(はちみじおうがん)、陰茎への血流を促す小柴胡湯(しょうさいことう)、大柴胡湯(だいさいことう)、元気を出す小建中湯(しょうけんちゅうとう)、十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)等が有効です。